またまた今年もこの季節がやってまいりました。
今回で4回目の参加となる裏TTR。(去年はフルとハーフ欲張り参加。)
長距離の辛さにコテンパンにされても1年経つと忘れちゃって
毎年ワクワクするのです。すっかりアホですなぁ。
さて気になる天候。今年も晴天に恵まれました。
天候は完走するのにとても重要なファクター。幸先いいです♪
ただ午後にわか雨の予報が気になるところです。
今年の目標は前半12時間。フル24時間はやっぱりきびしいので
去年の自分越えです。(29時間30分。)
こちゃーりーさんの到着を待ち、7時12分スタート。
かずさん、なべさん、TOMO2010さん、ISOさんも一緒です。
過去2年は早出でアドバンテージもらってたけど今年は1時間のハンデ。
後発はマカニさんのみ。
このグループで経験者はオイラだけなのでオイラのペースになってしまいます。
ハセ○ネ9時間台ランナーのなべさんが後ろで否応なしに心拍170。
こりゃ先が持ちませ〜ん。
なべさんは24時間切りを狙っていて、1時間に1個カーボショッツ×24時間だと。
自分の体で人体実験だそう。若さって素敵だなぁ。。
胃腸虚弱なオイラにはムリ。今回もオニギリ、コロッケパンですから。
雷電山から高源寺への下りを進みます。
高源寺にエイド出現。遅れてきてると思ったTOMO2010さんは練習の
ダメージで戦線離脱。ISOさんも離脱。友情パワーですな。
高水への登りからストックを投入。
もうストックの無い登りなんて考えられんです。
黒山で食料を投入している間にこちゃーりーさんとなべさんは旅立った。
さぁ、かずさん一緒に行きましょう。
10時53分 棒ノ峰に到着。KEROさん親子エイドに感謝。
凍ったコーラを頂きました。こうも暑いとうれしい。
コストコのミックスナッツも頂いて旨かったです。ありがとうございました。
聞けばマカニさんとこちゃーりーさんとなべさんは3分前にスタートしたと。
はて、マカニさんにはどこで抜かれたのでしょ。いつの間にか抜かれてました。
棒ノ峰で置いていかれシンガリに。やっぱり失敗したぁ。
かずさんと無理せず進みます。長尾ノ丸は巻いちゃいました。
倒木はまたげるけど、レースだと渋滞必至でしょうね。
日向沢ノ峰手前の見晴らしのいい鉄塔で食料投入。
オニギリが旨い。凍らせたCCレモンも旨い!
12時38分。日向沢ノ峰は予定より15分遅れ。
相変わらずこの直登はえぐい。辛かったよ。
蕎麦粒山山頂でもちょい休憩中。凍ったコーラを開けてみたら。
ドビュッシャー!!アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
コーラの甘い液体がテロ兵器に変わった瞬間!!
ザックも手もベッタベタ。戦意喪失。。。
持ってる飲み物は全部甘くて手も洗えません。
は、早く一杯水で手を洗いたい。。。
コーラと戯れてると10分ほど休んでしまった。
かずさんも携帯にお取り込み中。オイラのソフトバンクは棒すら立たん。
さぁ行こう。かずさん。
13時50分 一杯水到着。
ベタベタな手を洗う。あ〜すっきり。
そげんさんいるかな〜♪
がーん。誰もいない。。。
ショックは口に出さずにかずさんと進む。
俺ら遅いから。。。
序盤から心拍170出してしまった影響か、胃の変調を察知。
ガスター10投入。
15時12分 酉谷山避難小屋到着。おにぎりを食べる。
日頃は人のいない小屋もGWなので大盛況。
温度計は11℃を差してる。11℃でも陽射しがあると暑い。
かずさんもだんだんと疲労の色が出てきた。
予定より1時間遅い。前半で遅くなりすぎてはまずい。
ペースを上げたいが胃腸と相談すると今のペースくらいでいいと。
小雨がぱらついてきた。雲取方面はグレーな雲。
降ってるのか??
16時15分 水松山到着。
かずさんが辛そうだ。
4月中旬に降った季節外れの雪が心配だったけど溶けていた。
3年前の霙の天候で進んだ長沢背稜を思い出した。
あの時のコンディションは過酷だった。長沢背稜も初体験・一人行動。
でも先発したので後ろから来る人を思えば安心できたっけ。
長沢山への登りに入り徐々にかずさんのペースが落ちてきた。
今日はかずさんを連れて行かないと。シンガリで置いていけない。
先を急ぎたい気持ちもあって、芋の木ドッケまで導いて先に
進ませてもらうことに。かずさんかなり消耗してたけどがんばって!
雲取山荘の華やかなテン場が見えてきた。
お酒飲んだり飯作ったりいいですなぁ。そういう山遊びもいいよなぁ。
雲取山荘までに4本のペットボトルを飲み干したので、CCレモンを
2本購入。1本400円なり。
雲取山への登り北斜面は雪が固まって滑りやすかった。
夕暮れが迫り登山者もほとんどいなかった。
18時43分 雲取山到着
ぎりぎり明るいうちに到着。19時鴨沢着を申告していたが
1時間半の遅れ。まずいなぁ。サポート隊に迷惑かけちゃうよ。
登山者から七つ石山なら電波が入ると聞いた。そこで電話を入れよう。
避難小屋の温度計は6℃。動いているので寒くない。
これまたテン場が華やかな小雲取山をいそいそと通過。
ジェントスヘッドウォーズ150ルーメンを装着。明るいぜ!
19時33分 七ツ石山到着。
さ、携帯で電話だ。。
「圏外」の文字。さすがだわ。うわさに聞いていたソフトバンク。
急いで降りるよりほか無い。
あまり消耗しないように下りを走る。荷物が重く感じる。
まだコロッケパンもメンチカツパンもミカンゼリーも残ってるし。
20時25分 鴨沢レストラン到着
いやぁ長かった。13時間10分もかかっちゃった。
暗くて誰だか顔が見えないけど、大勢の人が出迎えてくれた。
先発のハリ天狗さん、chinさん、ヒゲさん、リキさんにやっと遭遇。
エイドのヤフシゲさん、ハリマネさん、Akihageさん、Naokopさん、KEROさん
、味見役のタマさん、暖かい場をありがとうございます。
ハリ天さんの「フル行く?」に迷わず「行きます!!」と答えた。
同じ質問がこちゃーりーさんにも向けられ「行きます!」と。
おしッ。これで後半戦は二人で行きましょい。
鴨沢レストランに腰を下ろす。
去年は2時間近く長居してしまったので今年は30分を目安に。
さっきの下りで肉刺ができちゃった。ワセリン塗り塗り。
その他は足の異常なし。テーピングもしっかり効いてる。
温かいうどんを出してもらったのに食が進まない。
鴨沢への下りを頑張りすぎて気持ち悪い。
うどんは食べ切れなかった。小盛りカレーは完食。
ほんとはここでエネルギー補給をしっかりやりたいのに食べれない。
そういえば、奥多摩湖の橋を渡る手前で自分から逃げるライトが1つ。
応援じゃないの?なぜ?と思ったらこちゃーりーさんでした。
小袖を降りてルートミスしてたそう。
大差をつけられたとおもったら25分差でありました。
意外と近かったのね。
少し休んだら気持ち悪いのが勝るようになってしまった。
ハーフで辞めてもよかったとさえ思えるほどに。
でも後半未経験のこちゃーりーさんはオイラが止めたらやめてしまうかも。
既にのまダッシュさん、ちゃんぽんさん、マカニさん、なべさんが
旅立っていった。
鴨沢レストラン 30分経過。
そろそろ行きますか。こちゃーりーさん。
出発間際、赤い芋虫の吐きスペシャリストも御生還。
かずさんも無事下山中との連絡あり。
21時10分 大勢の人に見送られ、後半戦開始。
グランド脇からブッシュに突入。
真っ暗な山に分け入るのは一人より心強い。
九十九折りがとても長く感じるのは体調万全で無いから?
言葉を発する余裕がない。
真っ暗闇に浮かぶ白い要塞 仏舎利塔をこちゃーりーさんに
ご案内して記念撮影。
本当ならここから先の林道は走る場所だが歩かせてもらう。
快諾してくれてありがとう。
23時5分 金風呂到着。
不審者に番犬が吠える。コーラ1本とミルクコーヒー1本購入。
ガスター10も飲んでおく。
気持ち悪さ的に金風呂でお仕舞いにしたいくらい。
でもオヤジの看板まではこちゃーりーさんを連れていかねば。
オヤジ看板まで送ったら金風呂まで戻るか。とか、上に行ったら
寒いから朝までどう過ごすのか。とか、もう口には出さないけど
リタイアにかなり傾いている。
去年気持ち悪かったドーモさんのことを思い出す。
気持ち悪いので会話ができない。
UT○Bのこととか色々聞きたかったのに。。
オヤジの看板までの長く感じること!!
オヤジの看板に着くとそこで突っ伏してしまいたい衝動に駆られたけど、
先日の試走で小熊の足跡を見ていたのでこんなところで休みたくないと
先に進む。
九十九折りを登りながらふと思う。
落ち葉がサクサクだ。落ち葉を集めたらかなり断熱効果があるはずだ。
落ち葉の中なら寝られるかもしれない。
こちゃーりーさんを連れていくという目的から寝床の落ち葉スポット探し
に心はチェンジ。ごめんね こちゃーりーさん。
ついにその時は訪れた〜
風に吹き溜まって極上の落ち葉が集まっているではありませんか〜
ここだ。ここしかない!!
オイラ 唐突に。
「気持ちが悪くって少し休んでいきます。先に行ってください。
(なぜなら極上の寝床を見つけたのですよ!!とは言えない。。)」
ここから主稜線は目と鼻の先。迷わずにルートに出れる。
こちゃーりーさん がんばってゴールしてくだされ。
オイラはもうダメポ。
ツエルトに身をくるみ、その上から落ち葉をかける。
割と温かい。落ち葉ありとなしじゃ雲泥の差。
登山道の上に横たわる自分。
地面に寝そべると春遅い木々の隙間から星空が覗いている。
富嶽周回の時も真上を見たら木々の隙間から星が輝いていたっけ。
物音一つしない世界。動物の気配もない。
何も恐れる必要は無い。自分はいま山の一部に同化しているのだから。
山に溶けいるように意識も溶けていった。
後半に続く。