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2007/6/24小金沢連嶺トレイルラン

2007/06/29 01:59
奥多摩のどの山を登っても、富士山の手前に大菩薩の嶺々が見えていたので
いつかはトレイルランしてやろう!と思っていました。

6月24日(日)は晴れのち曇の予報だったのでその大菩薩の嶺々に出向くことにしました。
大菩薩峠から南に向かって小金沢山、滝子山につながる嶺を小金沢連嶺と呼ぶそうで、
今回のトレイルランのタイトルも「小金沢連嶺トレイルラン」としました。

7時23分、塩山着の中央線に乗り、塩山からの乗り合いバスで大菩薩登山口に辿り着く
予定でしたが、仲間の寝坊でプランが崩壊。

でも気持ちは2000m級の嶺々を走るトレイルラン実現に傾いていたので、まずは塩山に
向かいました。8時に塩山に着いたものの、次のバスは9時25分で1時間半も無駄に過ごせ
ないので、タクシーで大菩薩登山口に向かいました。料金は2740円。仲間のおごりで。

タクシーの運転手が今日は午後から雨の予報だよ。と告げられて、山を見ると確かに、
雲が山より低い位置に張り付いていて、雨の降り出しが近いことがわかりました。

天気予報がみごとに外れました!

降りだす前に早めに行動しようということで、8時半に大菩薩登山口(標高890m)をスタート。

大菩薩峠登山口
大菩薩峠登山口

スタートから2kmほどはアスファルトの道を登ります。
仙石茶屋から上日川峠までは山道を登ります。
途中、第1展望台と第2展望台があり、晴れていれば南アルプスが見渡せる場所が
ありましたが、今回はかすんだ甲府の街が見えた程度です。

上日川峠への登り
上日川峠への登り

上日川峠に近づいてくると、ブナやクリ等の巨木が現れます。

ブナ林が現れた
ブナ林が現れた

9時55分、上日川峠(標高1588m)着。
上日川峠はアスファルトの広い駐車スペースがあり、マイカーの人はここを拠点に
できるので、大菩薩はかなりアクセスしやすいです。

上日川峠のロッヂ長兵衛
上日川峠のロッヂ長兵衛

上日川峠から福ちゃん荘まではなだらかで山道とアスファルトが併走しているので
どちらを行っても楽チン。

10時12分、福ちゃん荘(標高1720m)着。
福ちゃん荘では岩魚の塩焼きを焼いていた。ここからは大菩薩の雷岩辺りがよく見える。
ここで雨がぽつぽつ降り出した。予想よりかなり早い。

福ちゃん荘
福ちゃん荘

大菩薩峠へはなだらかな道
大菩薩峠へはなだらかな道

10時42分、大菩薩峠(標高1897m)着。
回りの登山客はカッパを着たりしているが、自分たちは軽装なので濡れるの覚悟だ。
大菩薩には3年程前の秋に来ていて、売店で鈴が売っていたのを覚えていたので今回
鈴を購入した。それはなぜかって?
なんとなく、小金沢山の方は人も少なく、モノノケがいる気配がするのじゃ。
モノノケの領域にお邪魔するのは自分たちなので、ここにいますよ〜的な鈴の
音色でちゃんと気付いてもらいたいというささやかなお守りのつもりで。

雨降る大菩薩峠
雨降る大菩薩峠

大菩薩峠の売店
大菩薩峠の売店

大菩薩峠を離れ熊沢山に登り始めると山の雰囲気が一変しだした。
針葉樹林帯が始まり、倒れた木が多く、気の根っこが張り出していて、
うっそうとして湿気を帯びた森の何か圧倒する佇まいが伝わってきた。

熊沢山の登り
熊沢山の登り

熊沢山を登りきると南方が大きく開け、笹原の石丸峠と狼平、小金沢山が見えた。
晴れていれば南アルプスや富士山が見えるだろうに。残念だ。

石丸峠と奥に狼平
石丸峠と奥に狼平

狼平と奥に小金沢山
狼平と奥に小金沢山

笹原は視界が開けて気持ちいいが雨露が触れて靴も服もびしょぬれだ。
小金沢山の登りに入ると原始の森が広がり晴れていれば気分も違うんだろうけど、
今日は雨も降っていていやな雰囲気だ。気持ちの持ちようなのだろうけど、
モノノケが現れてもおかしくない雰囲気がひしひし伝わってくる。
心もとないけど鈴の音をいっぱい響かせるように移動していく。

写真に撮りそこなったが、木の皮が地上1m〜2mの範囲で剥けている木が沢山
あり、なんでそうなっているのか不思議に感じていたが、それは鹿の仕業だと
わかるまでに時間を要した。

気持ちがビビッてきていたので木の幹に熊の爪跡があるか気になって
木を見てしまった。
ソレらしいのを何回か見かけて口にすると現実になりそうで見てみぬフリをした。
やはりここは彼らの生きている世界で人間はずかずか来るべき場所ではないのか。

小金沢山近くの原始の森
小金沢山近くの原始の森

小金沢山山頂は淋しい
小金沢山山頂は淋しい

11時47分、小金沢山(標高2014m)着。
この辺りは2000mを越えている。気温は12℃くらいだろうか。
化学繊維のウェアなので綿のように水分を吸って体温を奪うことはないが、
腕や足についた水滴が体温を奪っていく。食料は動きながら取るようにして
体を冷やさないように休まず移動していく。

霧にかすむ黒岳
霧にかすむ黒岳

「奥牛ノ雁ヶ腹擦山」という難しい名前の山がある。
「おくうしのガンがはらすりやま」と読むのだそうだ。奥牛は地名で、
この辺りはガンが山を越えていく通り道だったことからガンがお腹を摺りそうに
なりながら越えていった山ということだそうだ。

奥牛ノ雁ヶ腹擦山で腹する一枚
奥牛ノ雁ヶ腹擦山で腹する一枚

黒岳直下の森の中
黒岳直下の森の中

黒岳を抜け、白谷丸あたりでは展望がひらけ、黄色い花のお花畑が広がっていた。
雨降る草原はきれいだ。

雨のお花畑
雨のお花畑

この辺りから登山道がまったくの泥だけでツルツル滑る。
登りで踏み出した足が滑ってスローモーションのようにゆっくりとベッタリと地面に寝てしまった。
下りはもっとたちが悪く、滑って怪我しないように細心の注意で下りる。

コケたのでツツジと記念ポーズ
コケたのでツツジと記念ポーズ

手前の湯ノ沢峠と大蔵高丸
手前の湯ノ沢峠と大蔵高丸

白谷丸は砂岩が崩れて出来た場所でコースロープで遮られたすぐ先に無数の足跡を
見つけた。まさにそれは獣道で、大きな足跡はまさに熊のぷーさんのものだった。
先の見えない草むらや木の茂みに緊張しながら下りていく。

モノノケの大きな足跡が。。。
モノノケの大きな足跡が。。。

古びた湯ノ沢峠避難小屋
古びた湯ノ沢峠避難小屋

13時40分、湯ノ沢峠(標高1652m)着。
予定では湯ノ沢峠からハマイバ丸を抜けて、米背負峠から下る予定だったが、
モノノケに出逢いたくもないし、白谷丸のような滑る下りがこの先にあっても
困るので、湯ノ沢峠から下ることにした。

湯ノ沢避難小屋の脇を抜けると沢にぶつかり、道を見失いそうになるが
沢沿いで正しい。幾度も沢を渡り、下っていく。
この辺りは笹が背丈まであって先が見通しにくく、嫌な気持ちで降りていく。

湯ノ沢小屋からは沢沿いに下る
湯ノ沢避難小屋からは沢沿いに下る

湯ノ沢峠から20分もすると林道に出た。ほっとした。

ちなみに、大菩薩峠からここまで誰にも出会わなかった。やはりこのコースは
玄人向けなのだろう。

ここからはアスファルトが5kmほど残るだけなので走って下る。
温泉ゴールが近づくにつれて土砂降りの雨になってきたが、体を洗われるように
気持ちよく走った。

ラスト5kはアスファルト
ラスト5kはアスファルト

やまと天目山温泉ゴール!
やまと天目山温泉ゴール!

やまと天目山温泉は日本有数のアルカリ泉と看板に書いてあった。
ヌルヌルする泉質のお湯につかって疲れを癒した。

ここの温泉は生ビールがなく、食事も充実していなかったのが残念。
17時の甲斐大和駅行きバスに乗って岐路に着いた。

小金沢連嶺 ハートレート
小金沢連嶺 ハートレート
posted by ゆぅ at 01:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | トレイル→小金沢連嶺
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