先週の試走は暑さと変な競争心で自爆したので今日は自爆しないようにと。
コースは五日市〜蛸口峠までの38km。
今日は平日なので電車の中はスーツの人とか学生で休日とは違った雰囲気。
武蔵五日市に着くと、トレイルの人は誰もいない。登山の人もいない。
平日はこんなに静かなんだー。と休日とのギャップに少し驚き。
檜原街道沿いの小さな公園で着替えとストレッチを済ませて、7時30分にスタート。
気温は20℃ジャスト。先週末は32℃あったからね。いい感じ。
廣徳時から山道に入る。昨日まで雨が降っていたけど乾き始めてる。
ところどころ湿っぽい。このあたりはハセツネ本番だと渋滞するなぁ。
今日は絶対自爆しないがテーマ。ちゃんとした自分データがほしいのです。
だから今熊神社までのゆる〜い傾斜のアスファルトも歩いちゃう。
今熊神社で36分。先週走ったときは33分。
なんだ、たったの3分しか違わないし。たかが3分されど3分。
五日市〜三頭山のコース前半は、コース後半ほど見晴らし良くないし
黙々と移動する感じになりがちだけど、ちょっとした変化を探しながら移動していく。
9月でもアジサイ
今熊神社の登りでまだアジサイが咲いてた。
夏の蝉の大合唱はなくなっていと静か。
山に踏み入ると先週の台風9号で落ちた葉っぱが黒くなってた。
頭の中でNHKの小学校の理科の時間が始まった。
『お兄さん、落ち葉は1週間で黒くなるんだね。』
『そうなんだよ。太郎くん。葉っぱは腐葉土になって・・・』
しばらく、理科の時間が頭の中で繰り返してる。
『お兄さん、落ち葉は1週間で黒くなるんだね。』 『そうなんだよ〜』
先週の台風9号の余波は意外なところに潜んでいた。
地面に落ちた大量の小枝が足を戻すときに引っかかって転びそうになる。
忘れたころに引っかかる。結構いやらしいワナです。
黙々と登っていく。
今日は誰にも会わない。
くもの巣の多さからして、今日はまだ誰も通ってなさそう。
拾った小枝を指揮棒のように自分の前で振りながら進む。
だんだんと指揮棒が目の前で自分に催眠術をかけてるかのように
熊鈴のリズムと呼吸のリズムを取り始めた。
登りはゆっくりな2拍子。下りはちゃっちゃか早めの2拍子。
苦しいから4拍子の指揮なんてふれないし。
たまに気を抜くと指揮棒が止まっていて、くもの巣の餌食になる。
何度も顔面をくもの巣につかまって、本物のスパイダーマンだ。
そのたびに慌てて指揮棒を振り始める。
今日は巻き道も間違える事無く順調に進んで、先週リタイアした
醍醐丸にもあっさり着いた。3時間ジャスト。
ここまでで水分1リットル消費した。涼しいけど自分は水分必要だなぁ。
5km、10kmでフィナンシェ摂取で3分ずつ止まったけど、15km地点はスルー。
やばそうな黄色いキノコ
そんなことをやりながら連行山手前で、50mほど先の雑木林の地面を
黒い影が動くのを見た!
つ、ついにボス登場か!?
ここでボスにさらなるアピールをしておこう!
なぜかマイコーのように「ポーッ!」と雄たけんでみた。
なぜ「ポーッ!」なのか、とっさに出たのが「ポーッ!」だった。
「ポーッ!」を連呼しながら進んでいく。変だよね。
あろうことかヤツのガサガサする音が自分の進行方向と同じだ。
みなぎる緊張。
「ポーッ!」
20mほど先でそのケモノがひょっこり顔を出した。
お猿さんだった。
よかったぁ。ボスでなくて本当によかったよぉ。
そんなことなら、ムーンウォークも披露しておけばよかった。
生藤山手前の巻き道の倒木。足短いと苦労します。
三国山に出ると、いきなり視界が開けて富士山が待っていてくれた。
富士山フォー!
視界を富士山に奪われてしまいがちですが、ここ、雨上がりは滑ります。
ツルツルの地面に苔がうっすら生えてます。
ある意味、ハセツネで一番危ない場所です。
三国山からの富士山
休日には三国山のベンチは登山者で大人気ですが今日は誰もいません。
お腹も空いたので焼きオニギリをほおばる。
オニギリは旨いし気持ち悪くならないけど、食べるのに9分もかかってしまった。
オニギリ級に美味しくて時間がかからない食べ物ないかな。
浅間峠には4時間42分で到着。去年のハセツネとほぼ同タイム。
ここでペットボトルを交換。スタートから水分は1.5リットル消化。
誰もいない東屋を見ながら、去年のハセツネの光景を思い出してた。
去年自分が着いたのが18時ちょっと前。暗くなり始める時間帯で照明がつき始めていた。
ブルーシートの上で休みながら食料をとろうとしたけど胃が受け付けなかった。
30分休んで腰を上げたけど、それ以降吐き気に襲われて散々だった。
ここから38km地点の蛸口峠まで8時間かかってリタイアしたっけ。
感慨にふけっていたら10分も過ぎてたので移動し始める。
だから今日は蛸口峠までこの1年の成果を確認しに行きたい。
所々で見かけたヤマホトトギス。変った名前。
浅間峠を過ぎたらスパイダーネットにつかまらなくなってきた。
これは多分上川乗から入った人がいるに違いない!と推理。
案の定、笹尾根で1名のトレイルランナーを捕らえた。
挨拶して進むと、10名ほどの男性集団がいらっしゃった。
なぜか、みな全身黒系ピチピチ系の衣装で「男らしさは黒が基本!」と
言わんばかりの筋骨隆々なコマンドーサマ達でした。うっとり。
今日始めてランナーに出会って、競争心のスイッチが入ってしまわないか
気になった。だめだめ。自分のペースで行くのだ。
槙寄山に着くと、キレイな蝶が沢山飛んでいた。
槙寄山は見晴らしが良くて空が広くて好きな場所。
槙寄山では蝶が沢山飛んでた。楽園。
35km手前の倒木。通りづらい。
大沢山への登りは堪えた。
こんなに長かったっけと思うくらい今日は長く感じる。
途中、迷彩色のカッコいいカエルがいて先回りして写真に収めると、
カエルはジャンプしそこなってゴロゴロと斜面を転げ落ちてた。アホだ。
このあたりはウタダヒカルの新曲が頭の中で回ってる。
「♪もしも 願い 一つだけ 叶うなら〜♪」
サビしか知らないのでそこだけでぐるぐる回る。
また登りに疲れると、今度は本当に木の中を通る水の音が聞こえるのか、
太いブナの幹に耳をつけてみた。
誰もいないからやりたい放題。
ほとんど聞こえなかった。かすかにシャーって音が聞こえたのは気のせい?
それよりも聞こえてくるのは自分の心臓の音ばかり。
次やるなら心臓が静かな時にしよう。
迷彩色のだんな
ついに三頭山山頂。誰もいないと思ったらマラニック風の夫妻が先にいた。
聞いてみると浅間峠から入って都民の森に降りたらそのまま車道を十里木まで
走っちゃうそうだ。すごい!
山頂でバスの時間を確認する。
あと30分で都民の森からバスが出ることがわかり、急いで下る。
蛸口峠にはスタートから8時間5分で到着。
1人で記念撮影をして時計をみたら、あと7分でバスが出てしまう。
蛸口峠〜都民の森まで5分で駆け下りた。たーこさんとタイ記録。
バス出発2分前に着いてバスを探したけど、バスがいない。
なんで???
バスめ、人が少ない平日だからフライングしたな!
おのれ〜
バス停で時間を再確認すると、
『平日の運行は8月31日までと、10月、11月のみです。』と書いてあった。
今日は9月13日。平日。
ショック。やってもうた。
ネットで時刻表をプリントアウトしてきたのに。全く気付かなかった。
まだ4時前なので数馬の湯まで歩いていこうか。
バスはなくてもまずは売店にご褒美を探しにいく。
ご褒美ありました♪
数馬の湯の100円割引券もゲット。
ベンチに腰掛けてご褒美と焼オニギリで1人乾杯。
去年のハセツネはここでリタイアしてボランティアの方に
あったかいアップルティを振る舞われて命拾いしたっけ。
吐き気で何も受け付けなかったのがウソのようにアップルティは飲めた。
その後、毛布にくるまって早朝まで休ませてもらった。
そんなことを思い出しながら、ご褒美を飲み干す。
都民の森でご褒美。
都民の森でご褒美その2。
ふと、たーこさんが使った奥の手を思い出した。
数馬の湯に電話したところ、快く迎えに来てくれるそうだ。
ラッキー!
運転してきてくれた女性は感じの良い方でいつでも呼んでください。
とありがたきお言葉を。
これからは安心して都民の森まで足を伸ばせるゾ。
その後、誰もいない数馬の湯を1人で占領して汗を流して帰路に着いた。
今日のまとめ
・ハセツネの時期の気温で試走できた。気温20℃以下だとすこぶる快適。
心拍は170を越えることなかった。→本番も170以下に抑える。
・台風9号の影響は、通行できないほどの倒木はないけど、
10本以上は倒れてたかな。枯れ枝が足に絡まって厄介。
・水は2.5リットルは必要かな。もう少し寒ければ減らせるかも。
・自分のペースを大切にすること。自分のペースなら気持ち悪くならないし、
食べ物もノドを通った。
・数馬の湯のバスは都民の森まで迎えに来てくれる。
取った食料
・凍らせたアクエリアス500mリットル5本
・焼オニギリ2個
・フィナンシェ3個




先日(9日)に峰さんと共に浅間峠〜ゴールまで試走した者です。暑かったですね〜、先週は。
試走、かんばってらっしゃいますね。今年は完走はもちろんのこと、是非ともサブ12狙いを目標にしてください。
自分は、残念ながらエントリーしてませんが(2月に怪我して回復状況が不明だったので)、先日初めて走ったところ、なかなか良いコースだと思いましたので、あと1〜2回ぐらいは試走したいなと思ってます。
これからよろしくお願いします。
カキコミありがとうございました。
こちらこそ どうぞよろしくお願いします。
試走の記事、峯さんのブログで読ませてもらいました。
9日は真夏の暑さが戻ってきてましたね。
かなりハードな中での試走だったんではないでしょうか。
自分は9日は五日市から入りましたが醍醐丸(15km)でノックダウンでした。
自分の場合、今年の一番の目標はまずはゴールすることです。
ゴールするには様々な困難が待ち構えているでしょうけど、
ゴールしてゴールの豚汁を食べたいです。
去年はリタイアしても豚汁食べましたけど、達成感の味付けが足りませんでした。
kurisukeさんは初めての試走で50km行ってしまうなんてホントにすごいです!
それだけのポテンシャルをお持ちでしたら、来年のハセツネは楽しみですね!
怪我を早く完治させてトレイル楽しみましょう!