ハセツネ前夜から始まったお祭り気分はレースが終っても名残惜しくて
自宅に帰ってくるまで余韻に浸ってました。
ゴールしたい!という気持ちで望んだ2007ハセツネでしたが、結果的には
第2関門でリタイア。昨年同様、吐き気にやられてしまいました。
足腰は全く生きていたので残念ですが、2006よりは進歩しているので
2008に向けてやっていこうと思います。ゴールできなかった悔しさは
ありますが、課題の吐き気の克服がより一層はっきりしたので、
意外と吹っ切れています。
2007のレースをざっと振り返ってみます。
もともと毎日ロードを走れるたちではないので週末の山通いを中心に
トレーニングを組み立ててきました。
9月に入り、前半部・後半部の試走の結果と、巨峰の丘マラソンでの
170以上の心拍でも気持ち悪くならなかったことに自信を深め、
ゴールタイムは13時間程度を目標に据えました。
■スタート〜5km(目標50分、実際42分)
スタート直前の心拍が130を表示した。
はて? いつもは90以下なのにどうしたの?
その時は疑問にも思わなかったが、実はこれ、大会前の高揚感で
既に心拍が通常よりもかなり高くなっていたのだろうか?
スタートは12時間の場所に並んだ。10時間の場所に意外と人が多くて本当?
と思いながら並んでいました。ゲートを抜けるのに1分かかり、昨年のような
渋滞にははまりたくないと思い、走ります。
廣徳寺へのゆるい上り坂は走っている人がほとんどでしたが、歩いている人もちらほら。
この人たちが山に入って渋滞を引き起こすと思って抜き去ります。
廣徳寺過ぎの林道でえくんちょさんに出会いました。
とっさだったので「頑張ってください!」と声を掛けると
「ありがとうございます。」と応えて頂きました。
(自分のほうがガンバレだろ。という突っ込みが聞こえそうですが。。)
えくんちょさんのその美声はトレイルの女神が俺に微笑んだ〜!と
勘違いさせるほど幸先の良い展開!
今熊神社には28分で到着。
周りには結構人がいますが、みんないいペースで階段を登っていきます。
その人たちと同じペースで移動し、5km地点のタイムは42分。予定より8分
早いです。心拍も高めで170オーバーですが、多少の無理は仕方ないし、
巨峰の丘マラソンでも自信を深めたのであまり気にしません。
■5〜10km(目標55分、実際計測漏れ)
入山峠の手前にある1mほどの岩場が渋滞ポイントでやはりそこが渋滞して
いました。その直前で渋滞ルートか山ルートを選べるようになっていて、
そこで小虫さん(会った事ありませんが)が渋滞から戻ってくるのを見て
自分も山コースを選び一緒に着いていきます。
入山峠では2分の渋滞。去年の渋滞に比べればたいしたことなしです。
入山峠を通過後、ニューシューズの左足土踏まずが擦れる感覚があって
靴を脱ぎなおし2分ロス。原因がわからず神経性の痛みだと決め付けリスタート。
目標の55分はとうに過ぎ、1時間20分が過ぎても10kmポストが現れません。
見過ごしたと気付けばいいものを気付かず、この区間はとても焦ってしまった。
ポストを見逃さないように注意していたのに一向に現れません。
気が付けば、市道山分岐(11.7km)にきていました。
焦る気持ちも手伝ってか、スタート前の異常心拍が底上げしてか、未だに
心拍が170以上と高めです。
前回の試走では170越えがないまま走れていたこととを思い出すと
170オーバーでの長時間は危険です。何とか抑えて行きたいと考えます。
■10〜15km(目標55分、目標積算タイム2:40、実積算タイム2:38)
吊尾根は下りと平地が多いのでいいペースで走れました。
おかげで再び小虫さんの背中を捕らえることができましたが、すぐに
離されてしまいました。醍醐丸への登りで焼きオニギリを補給。
ここまでの水の消費は500mL程度でいつもより少なめ。
気温の高いコンディションなので第二関門までを考えると少しでも残しておきたい。
■15〜20km(目標55分、目標積算タイム3:35、実際57分、実積算タイム3:35)
醍醐丸を通過すると、だんだん人がまばらになり、小グループが出来て
きました。この小グループは自分のペースを惑わします。一人なら完全に
自分のペースですが、小グループの後ろに着いてしまうと適正な速度か
判断が鈍ります。心地よいペースだからとくっ付いていると自分の1人の
時よりも遅かったりします。
前半の影響か、内蔵に変な感覚が生じてきました。
これまで感じたことのない感覚。胃の吐き気ではないのでなんだろう?
と思いながらペースは無理せず様子を見ながら進んで行きます。
下りは自分の時間稼ぎの大事な場所なのでテンポよく下りますが、
意外とそれが出来ない人が多くて下りは鼻高しです。
着地した岩が乾ききっていない所があり、シューズのソールが滑って
もスキーのように体の重心をフォールラインから外さず足先でさばいて
下ります。
人も多くいたためいつもほど下りは飛ばさなかったので後半に訪れる
疲労の軽減につながるだろうと目論んでいました。
連行山あたりで冷たい空気が北風に乗って入ってきました。
気温がぐっと下がってきたように思います。
左側の山肌には霧が溜まっています。
三国峠に着くとガスに覆われ富士山の姿は拝むことができず。残念。
■20〜25km(目標55分、目標積算タイム4:30、実際59分、実積算タイム4:34)
日が傾き、木々の真横から差し込む太陽が霧の中に影を落とし幻想的な雰囲気。
時間を置かず日の光が弱まっていく。今年は例年より2週間遅い開催により
日の入りの時間が1時間早く浅間峠に到着する頃には闇にスイッチする時間だった。
4時間で入れればと思っていた第一関門には4時間5分で到着。
いつもの試走なら東屋の温度計を見るところだが、人が多くてそのまま
走り過ぎてしまった。ここでモブログ飛ばす予定だったのに写真を
取らずに通過してしまいました。
足元は暗いながらも見えるのでしばらくライトは装着せずに移動します。
さすがに暗くなってからの装着は物を失くしたり時間がかかるので残照の中ヘッドライトを装着。
ここでアームウォーマーも装着。
登りは腰につけたティカプラスだけで進み、下りと平地はミオXPを使う作戦で行きます。
長丁場なのでヘッドライトはつけっ放しにせず電池を温存します。
目標タイムより若干遅れ出しましたが、いまだに内蔵の違和感があり
無理ができません。
違和感はあっても気持ち悪くはありません。
■25〜30km(目標1時間、目標積算タイム5:30、実際1時間8分、実積算タイム5:42)
暗くなると冷え込んできました。
息が白くヘッドライトに写ります。気温は何度くらいなんだろう。
内蔵の違和感が取れないままペースは落とし気味です。
小グループの最後尾に着いて引っ張ってもらうような形で移動します。
そんな中でも調子のよい波と悪い波が交互に現れてきました。
調子がよければ平地や下りの勢いが持続します。調子が落ちると平地も走れなくなる。
この辺りはぬきつぬかれつの展開です。
暗い中での笹尾根の唐松ゾーンは唐松の根が見えなくて中々走れませんでした。
明るいうちならリズミカルに走れる気持ちのいい場所なのに。
それでも何度も試走をしていたお陰で暗くてもだいたいのコースの展開が
わかるのはよかったです。
■30〜35km(目標50分、目標積算タイム6:20、実際50分、実積算タイム6:32)
この区間は平地が多くて時間が稼げるので大切な場所です。
三頭山への登りが始まるまでは楽に進めるので目標通りのタイムで通過できました。
途中御前山や大岳山が見通せる場所があり、闇に浮かぶ稜線の美しさを
いつまでも見ていたい衝動にかられましたが、後続のライトが近づいていて
脚を止めることなく通過。
いよいよ見頭山への登りが始まりました。
35kmポストが立つ辺りまでは頭の中はほとんど真っ白のまま登ります。
■35〜40km(目標1時間、目標積算タイム7:20、実際2時間13分、実積算タイム8:45)
大沢峠の辺りからペースが上がらなくなりました。
避難小屋からの登りは何かが違う。足腰は問題ない。エネルギー切れでもない。
やっぱり内蔵でした。
三頭山山頂には6:58で到着し、そこまでは自分的にはまずまずの展開でした。
しかし、山頂到着直後、胃に違和感があってベンチで15分横になりました。
起き上がると直ぐにリバス。
胃は何も受け付けません。蛸口峠へは歩いて下ります。
もう走ることも出来なくなってしまいました。
見晴らし小屋でも10分横になりましたが、もうこうなるとだめです。
40kmに着くまでに4回吐いて止まっている時間の方が長くなってきました。
■40〜第2関門リタイア(目標積算タイム8:00、実積算タイム9:19)
歩けないのでしゃがみこんでいると走っていく選手に抜かれていきます。
歩いていても邪魔になるので脇によけて選手をやり過ごします。
三頭山から何人に抜かれたかわかりません。
スタートから三頭山までの辛さよりも見頭山からここまでのほうが辛かった。
それくらい吐き気に襲われてしまうと戦意喪失してしまう。
月夜見駐車場の明かりが見えた時、ここで終ってしまうことの悔しさも
あったけど、吐き気から解放されたい気持ちも強かった。
スタッフにリタイアを告げ、2度目の挑戦もリタイアで終った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仕方ない。自分で課した目標に向かってやったのだから。
昨年の初挑戦がリタイアだったから今年はゴールしたかった。
そのゴールは達成感を伴うゴールを欲していました。
無理をせずに時間を掛けてゴールすることは望んでいなかったので
こういう終わり方も仕方ない。
脚はまだまだ残っているのに胃の不調でのリタイアとは昨年と同じ展開。
でも昨年は第一関門で既に胃を壊していたのに今年は前半の高心拍数にも
耐え、三頭山まではそこそこで調子よく辿り着けました。
来年に向けて克服する課題が見えました。
やっぱり吐き気が自分にとっての最大の敵です。
これをやっつける練習を積んでまた来年に臨みます。
使用食料:
ペットボトル500mL×4本のうち、1.5L消費
焼オニギリ1個、フィナンシェ1.5個、ベスパプロ2個、べスパゼリー1個
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブログで出会った方や会場でお会いできた方にはとても感謝しています。
色々なアドバイスや激励を貰ってとても勇気付けられました。
ありがとうございました。
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当日は、まっさきにゆぅさんを見つけられて、
とっても嬉しかったです!
実は結構内気なヤツなので。
話し掛けるまで、かなりの時間、
ゆぅさんたちをストーカーしてたんですよ(笑)。
レースでは会えそうで会えないから、
すっごくいいタイミングで会えちゃいましたね。
お話できてとてもうれしかったです。
ブログの文章の雰囲気と同じだったので。
何だかほっとしちゃいました。
課題、目標があると日々が充実すると思います。
生活が生きてくると思います。
次回、また一緒に同じ目標に向かって、
楽しんでいきましょうね。
残り少ない山の秋、楽しんでいきましょう♪
ハセツネ、お疲れ様でした。
私も昨年に続き、第2CPでリタイヤしてしまいました。脱水状態なのに水を一口飲むだけで吐き出すようになってしまい、ギブアップです。
今回は死者が出てしまい、無事に帰って来れただけでラッキーだと自分を慰めています。
レース後、「ガスター10が効くよ」と教えてくれた方がいて、”マラソン ガスター”でnet検索していたら、このブログを見つけた次第です。
今回はガスターは効きませんでしたか?
共通の敵 ”吐き気”に立ち向かって行きましょう!
ハセツネ、お疲れさまでした。
以前からこちらのブログ見てました。
試走のタイムから自分と同じくらいなので、大会でも同じくらいで移動していたようですね!
僕も吐き気に悩まされる一人なのでその苦しみ良く分かります。
自分は新三共胃腸薬を大会前日の夕食後から服用しています。
当日も朝・昼・晩と・・・大会中は固形物は受け付けないのでジェルだけで挑みました。
来年までにいろいろと試してみて、また頑張りましょうね!!
まさに奇跡でしたね。
同じ電車に乗ってたこと自体がかなりの偶然だし、最初自分たちは
学校には向かわずにいつも着替えをしている公園にお世話になりました!って
挨拶しに行こうと思ってたところをまずは場所取りしようと変更したんです。
公園に挨拶は変ですが。。。
大会前後は人が多くて見つけるのはきっと無理でしたね。
だからご挨拶できて本当によかったです。
それでも唐突に会うと何を話していいかもわからなくなって
これからどこに行くんですか?とか聞いてましたよね?
やっぱり目標は大切だなぁと思います。
目標があるから山を走ってこれたのかもしれません。
まだ気が早いですが、次はハコネ50kですかね。
でもハセツネが終ったのでのんびりトレイルも楽しもうと思います。
たーこさんは東京女子の準備もで忙しいですね。
ハセツネお疲れ様でした!
私と同じような境遇の方が他にもいらっしゃったとは感動です!
いや、感動しては失礼ですね。
自分も吐き気の記事をネットで探しましたが少ないんですよ。
ガスター10はどなたかの記事で読んで夏前まで試してみました。
ちょっといい値段がするのでそのうち使わなくても走れるように
なり、吐き気克服!と思ってましたが、やっぱりまだ克服できて
いなかったようです。
来年はお互いに吐き気を克服してゴールあるのみです!
PS.最新の吐き情報を入手したら教えてください。
ハセツネお疲れ様でした!
吐き気に悩まされる方がこんなにいるなんて心強いというか、
自分1人でないと知り安心しました。
たむさんは無事ゴール出来たのでしょうか?
新三共胃腸薬は初耳でした。
たむさんは摂取方法や本番への臨み方を確立されてるんですね。
やはり自分に合った胃腸薬や食料を試走で試していくことが必要なんですね。
レース中に何が食べれるのかを知って本番に臨むことはゴールするための
必須条件に思えてきました。
来年に向けていろいろ試していこうと思います。
また気軽に寄ってってくださいね。
当日は偶然にも同じ方の体育館で見つけられてうれしかったです。赤色のいでたちをしてたから、ひょっとしてと思ったらやはりそうでした。
山岳レースはロードと違って、撤退することも勇気ある決断だと思います。確実に去年よりも進歩してるでしょうから、新たな目標に向かって進んでいきましょう。
来年は同じTシャツをもらいましょうね!
当日は意外と近いところに陣取っていたお陰で会えましたね。
見つけて頂いてうれしかったです!
kurisukeさんは名前のイメージに近い雰囲気でしたね。
峰さんにもお引き合わせして頂いてありがとうございました。
来年は素直に完走Tシャツが欲しいです!
ゴールしないともらえないなんて憎い計らいです。
自分はまだまだ途上中にあるんだなと思いました。
冬場に休んでしまうとまた元に戻ってしまいそうなので
コソ錬していこうと思います。
これからもよろしくお願いします!